製品情報

KEYLAM 木層ウォール®1時間準耐火厚板耐力壁

準耐火性能をもったLVL外壁

木層ウォールは、自然の木が本来持つ性能を生かし、
LVLに厚みを持たせることで、構造性能、防耐火性能を満たす、新しい木質外壁構造です。

さらに、LVL独特の木の表情をそのままインテリアに現して使用することも可能で、
内装仕上材としての機能も付加した複合的な性能を持つ木質部材です。
木層ウォールは、今後構造を担う耐力壁、非耐力壁、帳壁(木層カーテンウォール)と展開し、
壁構造とした中低層公共建築や鉄骨造やRC造のオフィスビルのファサードなど
様々な用途の木質建築に使われることを想定しています。

用途

  • 耐力壁

特長

  • 優れた意匠性
    キーラム木層ウォール®は板目面と積層面の2種類の表情を持ちます。特に積層面は他の木質材料にはない表現を建築空間に与えることができます。
  • 高い構造性能
    集成材に比べて高い強度を持つLVLであることに加え、柱脚や柱頭の接合具を選択することで短期許容せん断耐力40kN/m以上(換算壁倍率20倍以上)が可能です。運用は構造計算を前提としています。
  • 準耐火性能
    単板を耐火性に優れる接着剤で貼り合わせた単板積層材は、木材であるにも関わらず燃える速度が遅いことがわかっています。
  • 様々な構造に適用可能
    高い構造性能を生かして耐震壁を減らし、大開口を実現することができます。木質構造のみならず鉄骨造・RC造にも構造部材として適用可能です。

仕様

材料・強度等級

A種またはB種(直交層有)構造用LVL
120E-1級(カラマツA種)80E(カラマツB種)60E-1級(スギA種)50E相当(スギB種)
※積層面はA種のみです。

標準寸法
厚み(㎜) 幅(㎜) 長さ(mm)
90 1000 3000
6000
120 3000
6000
150 3000
6000

構造設計

キーラム木層ウォールの中におさまる接合具により、高い耐震壁性能で設計可能です。一本あたりの引張耐力から計算した壁設計の例を示しました。

各接合方法の換算壁倍率の計算例 ※この表は計算例で、確認審査の根拠にはなりません。
樹種・区分 接合具 2/3 Pmax
(kN)
剛性 K
(kN/mm)
アンカーボルト
の仕様
降伏応力 Py
(kN)
換算壁倍率 Pa
(倍)
スギ A種 LSB
径35×長445
2本
90.3 281.4 M16×長400
2本
73.8 12.6
GIR
径24×長300
4本
153.7 884.3 M22×長400
2本
142.4 24.2
スギ B種 LSB
径35×長445
2本
121.4 220.1 M20×長400 2本 115.2 19.6
GIR
径24×長300 4本
173.8 674.9 M24×長400
2本
165.9 28.2
カラマツ A種 LSB
径35×長445
2本
141.8 717.3 M20×長400
2本
115.2 19.6
GIR
径24×長300 4本
111.0 579.3 M16×長490
2本
102.1 17.4
カラマツ B種 LSB
径35×長445 2本
256.4 528.8 M24×長490
2本
229.5 39.0
GIR
径24×長300
4本
216.5 815.7 M27×長400
2本
215.7 36.7

2/3Pmax:接合具の最大応力2/3
K:接合具の初期剛性の平均値
アンカーボルトの仕様:アンカーボルトの降伏応力が2/3Pmaxを下回るように設計
Py:アンカーボルトの降伏応力
Pa:Py/(3×1.96)
LSB:ストローグ製 GIR:ホームコネクター(スクリムテック製)を想定
壁寸法:厚150×幅1000×長3000の場合
計算:柱脚の引張のみ
考え方:靭性のある基礎のアンカーボルトを接合具に先行して降伏させる
接合具1本あたりの引張性能等、詳しくは全国LVL協会HPの
「構造マニュアル 平成26年度県産スギを用いた単板積層材による厚板構造部材の開発実績報告書」をご覧下さい。