技術研究・商品開発

耐火性能評価試験(キーラム耐火)

1時間耐火性能を目標に柱の試験体を製作し、(一財)日本建築総合試験所の柱炉で、 載荷加熱試験を行ないました。1時間加熱が終了して、炉内温度が下がるまで4時間 程放置した後の試験体の断面の様子です。荷重支持部材であるスギ集成材は炭化 が見られませんでした。

キーラム耐火のメリット

材 質
オール木製の耐火構造が可能
全て木材で製造しているため、意匠性はもちろん見えていない部分まで木製の建物を造ることができます。
構 造
被覆材まで含めた構造計算の可能性
被覆材に関しては、強度特性試験を実施して性能を確認しました。今後、被覆材まで含めた構造計算が可能になる予定です。
内 装
内装としての対応
耐火被覆材に綺麗なスギLVLを採用することで、内装仕上げ材としても活用できます。つまり、耐火被覆と内装仕上げ材を兼用することを実現しました。
内 装
現場施工が可能
被覆材は工場での取り付けを基本にしていますが、現場施工も可能です。
交 換
火災後、現場での取換えが可能
万が一火災が起きた後も、中の荷重支持部材は燃えないため、外側の被覆材は現場にて交換が可能です。

開発中の耐火部材

木製柱

認定申請中の150mm角の柱に加え、
非住宅建築でよく使用される600mm角までの
柱断面寸法に対応する予定です。

15mm厚までの化粧材(製材・集成材・
LVL及び不燃・準不燃・難燃処理を施した木材)を
貼れるよう対応する予定です。

鉄製柱

木製柱と同じ難燃処理LVLを使った鉄骨造の耐火被覆も並行して研究を行なっております。柱と被覆材は縁を切っている状態なので、空洞になっている部分を断熱材で充填しました。
1時間耐火試験を行い、性能を確認しました。この仕様を基本として、今後耐火構造認定の取得を準備しています。木製柱と同様に15mm厚までの化粧材が貼れるように対応する予定です。

関連資料

キーラム耐火リーフレットPDF